法被の染めやプリント印刷方法|祭衣装や装飾品のオリジナル製作専門店。半纏や法被、名入れ提灯など卸ならではの激安価格にて特注制作にて販売中!

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法被の染めやプリント印刷方法

当祭事用品の格安制作通販サイトでは伝統的な染めと、最新の印刷技術を用いたプリントで半纏が激安製作されています。
鮮やかな発色性に優れる染めか、デザイン再現度の高い名入れ制作プリントか。生地によっても変わって参ります。お客様のご用途やご注文ロット数によって最適な激安オーダー製法は変わります。以下にそれぞれの印刷方法の説明を記載させて頂きました。どの製法がご自身の希望に見合うか分からないという方、是非お気軽に当店販売スタッフまでご相談下さい。

反応染め

反応染め接写

反応染めは、ドイツで考案された綿素材を染める際に使用される染色方法で、生地の主成分セルロースに染料を化学反応させ、お祭り衣装の半纏や法被を染める手法になります。
そして生地本来が持つ、風合いや柔らかさを保ちます。また、オリジナル製作される袢纏や半被に対しては、繊維の中から染め上げる為、お洗濯には強いのですが、日焼けや色褪せを起こす可能性がある、直射日光には弱い面があります。
彩り豊かで、味わい深いその風合いは、使えば使うほどに肌に馴染み、現在、祭り用のはんてんやはっぴを特注制作する際、最も多く使われている、染色方法だと言えます。
反応染めは、昔ながらの本格的な半纏・法被を格安でお求めのお客様に、オススメ致します!

顔料染め

顔料染め接写

顔料染めは染めると言うより、染料を生地の上に乗せ、プリントを行うと言う手法になります。
元々、顔料には、生地への定着性が乏しい為、糊を混ぜ込む事で、祭り用の半纏や法被の元となる生地へ染料を乗せ、表現したいデザインを印刷すると言った作成方法になります。
その顔料染めの特徴は、ピンクなどの一部例外色を除き、ほとんどの色が直射日光に強いので、昼間の屋外にて行われるお祭り衣装として纏う、特注オーダー半纏や法被製作に向いています。
しかし、摩擦堅牢度が低い為、プリント印刷面が強く擦れ合う状況に弱く、基本的には、洗濯は不可能ですし、永年使用には向いておらず、短期間の使用に最適の染色方法になります。
町内会などで、大量の同一柄袢纏や半被を激安制作するなら、強くオススメ致します!

インクジェット

インクジェット接写

一般家庭でもご購入されている事が多い、インクジェットプリンター機を同様に、オリジナル半纏やハッピ生地に機械を使い、直接インクを吹きかけて印刷を行う為、ダイレクトプリントとも呼ばれ、出来上がりは、とても自然な風合いで仕上がります。
インクジェットの強みは、フルカラー印刷に対応している事で、写真やグラデーションなどの表現を祭り半纏や法被に再現する事が可能です。更に大きなセールスポイントとして、縫製部分であっても、デザインをプリントする事が出来ます。また製版を必要しないので、少数であっても、格安価格で特注作成を行え、少人数で祭りに参加されるチーム衣装製作に最適です。
グラデーションや、フルカラーでのデザイン表現を施した袢纏や半被製造なら、オススメです!

昇華転写

昇華転写

昇華転写は、インクジェットプリントを用いて、転写紙と言う特殊な紙にデザインを印刷し、乾燥を行った後、その紙をオーダー制作されるはんてんやはっぴの元となる生地の上に乗せ、熱をかける事で昇華させ、転写紙のインクを、生地に転写させ、絵柄の再現を行います。
色数に制限が無い為、昇華転写もフルカラープリントに対応し、グラデーションや写真入りの袢纏、半被の作成が行えます。また、インクジェットの様な印刷とは異なり、あくまでも染料を昇華させ、繊維の中から生地を染めているので、当然ながら、摩擦に強く、デザイン面が擦れ合っても心配無用なので、よさこいなどの激しい踊りの衣装製作にも、最適です。
フルカラープリントでのデザイン表現と、生地の風合いを両立させるなら、オススメです!

その他、半纏のオリジナル製作に使われるプリント方法や用語について

硫化染め

硫化染めは、アミノフェノールなどの芳香続化合物に属する有機化合物を、硫黄、もしくはそこに硫化ナトリウムで加熱し、溶解させた溶剤の中に、特注法被の元となる生地を浸し、空気に触れさせる事で発色させ、染めていく方法になります。反応染めが広まる、昭和40年代頃までは、主流の製法でしたが、現在では、職業や消防半纏などの一部の製品を染色する際に使われるに留まっております。なお裏地を見ると、この製法で染められた物か一目で分かります。
また主な特徴としましては、生地の持ち味を消す事なく、柔らかな風合いを残し、濃く力強い色彩を表現する事が出来るので、オリジナル半纏や法被制作以外にも、和の趣を感じさせてくれる衣装や無地染め、手ぬぐい、帆前掛けと言った物でも活用されています。

藍染め

藍染めは、古来より日本人に親しまれてきた製法で、天然の原料であるタデ科の1年草や、マメ科のインド藍のみを用いておりますので、自然環境にやさしい染色方法と言われております。
染め切る為に大変な時間を要す事、更には、色落ちが激しい事などから、時代の流れと共に、生産性の高い、硫化染め移り変わっていきました。ただその後も、藍染めが姿を消すことは無く、現在では合成染料でもある人工藍もあり、生産性を高めると共に、濃淡に変化を付ける為、様々な配合を行う事で、オリジナル性のある藍染め製品が作成されております。
なお藍染めを用いて製造された、半纏や法被は、虫除けの効果がある事から、大工さんや植木屋さんなどに現代でも好まれ、職業衣装として、愛用されております。

松煙染め

松煙は書道にも活用される物であり、染料ではなく顔料なので、はんてんの生地に定着させる為、豆汁をまぜて、刷毛で引いて、染めて行きます。なお藍染のはっぴを制作する際は、松煙染めをした後に、再び数回染める事もあります。

デカシ染め(引き染)

一般的には松煙以外の顔料に豆汁を混ぜた物の事をデカシ染めと呼び、関東では、松煙に豆汁を混ぜた物も含め、そう呼びます。
デカシ染めの特徴は、パリッとした江戸前の半纏や法被をオリジナル作成出来る所になります。

筒描き

筒描きは、ケーキにクリームをデコレーションする様な感じで、渋紙を円錐形にした筒の中に糊を入れ、それを絞り出しながら、お祭りなどの衣装として、ご注文された袢纏や半被の元となる布の上に、絵柄を描く手法です。

差し色

衿や、背中にある大紋、またその他の柄に朱や弁柄を入れる際、小さな刷毛を使って、手で差し染める技法の事をこう呼びます。
差し色を応用する事で、オリジナル製造される祭りはんてんやハッピに、ボカシを入れる事も出来ます。

手捺染(てなっせん)

手で半纏やはっぴとなる布を染めていく方法で、写し染めとも言われます。一色ごとに型を製作して、色糊をヘラで刷り込む事で色を浸透させるので、生地には裏表ができます。1枚1枚手作業で制作を行う為、1点物や大きなサイズの物も作成する事が可能 で、細かな表現や多色使いなど、デザイン性の高い物を、比較的安価で製造する事が出来ます。

反応本染め(引染め)半纏(木綿/裏抜け有)

1枚1枚、手作業で製作する反応本染めは、袢纏や法被生地に糊筒や、簡易の型を使用し、防染糊を置いていき、その周りを刷毛で染めて行きます。裏までしっかりと染まりますが、2色以上の染色を行う場合は、色と色の間に白フチが必要になります。

反応染料型染め(木綿/裏抜け無し/ぶっつけ有)

細かい絵柄の物や、2色以上で色と色がくっつく場合には、この反応染料型染めを活用致します。はんてんやはっぴの生地に反応染料をシルクスクリーン捺染で染色して行きます。摩擦に強く洗濯も可能ですが、裏抜け率は低くなっております。

特殊生地本染め(裏抜け有)

激安素材の化繊生地である、ポリエステル生地で制作される袢纏や半被を染めるには、分散染料を使用し、基本的に反応本染め、反応染料型染めと同じ方法で染めて行きます。染めているので洗濯可能で、日焼けによる色褪せにも、比較的強い製法です。

【スクリーン捺染】・・・ (型染め)

製版した版を使用し、特注半纏や法被にプリント印刷を行う方法で、デザインを表現する際、版を作成する必要があり、少数製作販売では割高になりますが、大量の枚数をご注文される場合には、格安価格でご購入頂けます。オーダー内容により、製版方法や 染色方法が異なります。縁なしの細かい絵柄や、カラー写真再現が行える4色分解にも対応しております。

分散染料

激安化繊素材の一つである、ポリエステルを染める際に使用される染料で、引き染めや型染め、インクジェット等で、半纏や法被生地を染色し、蒸したり熱をかける事で固着させ、その後、水洗いで、余分な染料を洗い落とし、乾燥させて仕上げます。洗濯 が可能で、生地の風合いを最大限いかした上質な仕上りで、直射日光にも比較的強いです。